みなさんは「あづま袋」ご存知ですか?
他にも、みゆき袋や三角袋とも呼ばれていたりする持つと三角形の形になる袋です。
江戸時代の頃に風呂敷や手ぬぐいを縫い合わせて作られた日本の知恵。
作り方も簡単なので、ぜひみなさん挑戦してみてくださいね!
今回はHappyFabricの生地144cm幅で作ったので、大きいサイズのあづま袋のレシピになっていますが、1:3の比率の布ならどんな大きさでもOKです。
手ぬぐいサイズの布で作るとお弁当箱入れにぴったりサイズに仕上がります。
あづま袋の作り方
- 用意するもの:144cm×50cmの生地2枚(表布、裏布)
- 仕上がりサイズ:タテ65cm×横70cm
- 完成までの目安時間:60分
使用している道具や、ミシンについては子供服プチサルエルパンツ制作をご覧ください。
まずは生地を144cm×50cmに裁断します(裏袋用は自宅にあった白のオックス生地を使用)
右端から48.5cmのところで折り返し、中表にして上辺を縫う
縫った部分をめくり上げ、同じように左端から48.5cmのところで折り中表にして下辺を縫う
このときめくり上げた部分を一緒に縫い込まないように注意する。
2箇所縫うともうあづま袋の形になっている。
裏地をつけない場合は最初に端を三つ折り処理してから縫えばここで完成
手ぬぐいなどは端処理がされて売っていて、そのまま縫うだけなのでもっと簡単です。
縫い代をアイロンで割る
表袋と裏袋を中表にして、返し口を15cmあけて縫い合わせる
取っ手になる部分2カ所は角を切り落としてからひっくり返す
返し口からひっくり返す
ひっくり返せたらアイロンでおさえます
返し口をコの字とじで縫えば完成!
コの字とじの縫い方はこちら
袋に荷物をいれて、取っ手の部分をくくればOK
肩にかけて持つとこんな感じで、このサイズならカバンとして十分使えます。
後ろからみるとこんな感じです。
小さく畳めばかさばらないので、エコバック的な使い方にもオススメです!
使用したHappyFabricの生地
葉擦れのメロンアムンゼンであづま袋を制作しました。
メロンアムンゼンに印刷された生地の写真です。
シボ(しわ模様)があり、やや光沢のある生地で、滑りにくく風呂敷や帯などにおすすめの生地です。
水彩などの手書きの風合いもキレイにプリントされます。
現在HappyFabricでは12種類の生地を取り扱っています。
マットガーゼとセオアルファ(吸水速乾)以外は印刷幅も144cmと広幅です!
生地・価格一覧はこちら
あづま袋を作ってみた感想
縫う箇所も少なく、とても簡単に作れました!
柄の向き(上下)があるデザインは柄の向きが斜めになってしまうので注意が必要ですが、そこまで気にはならないと思います。
1mであづま袋の表袋と裏袋、2枚がとれる大きさで制作しました。
HappyFabricでお気に入りのデザインを見つけて、ぜひ作ってみてくださいね!
作品レポートお待ちしております!
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参考:1mの生地で作れるもの
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