第3回 Illustratorでパターンデザインをしてみよう

HappyFabricでテキスタイルデザインをはじめよう

オリジナルデザインの布を作ってみたい!と思っている方のためにIllustrator(イラストレーター)でパターン模様をデザインする方法について紹介します。

パターン模様をデザインする方法

Illustratorでパターンデザインする手順。

作業環境

  • Mac OS 10.13.6(High Sierra)
  • Illustrator CC 22.1

新規作成

作りたいパターンサイズでドキュメントを新規作成。
今回はポーチなどの小物を作るイメージで15センチサイズのパターンを制作する例です。

カラーモード:RGB/CMYK(CMYKの方がより色ブレが少なくなります)
ラスタライズ効果:標準(150ppi)

詳細設定画面の場合はこちら

透明オブジェクトを作成する

長方形ツールを選んだら画面上をクリックして新規作成したキャンバスと同じサイズの長方形を作る。

ai_02_長方形ツール

塗り・線を透明に設定。

ai_03_透明塗り

写真やイラストを配置する

パターンにしたい写真やイラストを配置します。

ai_03_配置

パターンの作成

オブジェクト>パターン>作成

最初に作った透明のオブジェクトとイラストを全て選択した状態でパターンの作成をクリック。

ai_04_パターン作成

パターンの編集画面になります。

ai_05_パターン作成画面

  • オブジェクトにタイルサイズを合わせる
  • オブジェクトと一緒にタイルを移動

2項目のチェックを外した状態でパターン模様を編集します。(新しいモチーフを追加したり、オブジェクトの向きやサイズを変更)

ai_06_向きを変えたり

繰り返されるパターン全体のバランスを見ながら調整、完了ボタンを押せばOK

ai_07_完了を押す

作ったパターンを適用させる

完了ボタンを押すともとの画面に戻るので、最初に配置した透明オブジェクト以外を削除。

ai_09_透明長方形にパターン適用

透明オブジェクトを選択した状態でスウォッチにある、パターンをクリック。

ai_10_パターン適用後

背景に色をつける

パターンを適用したオブジェクトよりも下に長方形ツールを使って色つきの長方形を配置します。
キャンバスサイズよりもはみ出していてOK

ai_11_背景に色をつける

パターン画像を書き出す

ファイル>書き出し>書き出し形式

ファイル形式「JPEG(jpg)」を選択。
各アートボードごとにチェックを入れて「書き出し」
※Web用に保存でもJPEGとしても保存できますが、カラーモードや解像度のオプション設定のため「書き出し形式」を推奨。

4f5c180da7a2d96df9214eef9b45ddb3.png

  • カラーモード:CMYK
  • 画質:10(最高 低圧縮率)
  • 解像度:標準(150ppi)

上記設定を確認して「OK」で書き出し。

書き出したJPEG画像を登録すればOK

ai_14_パターン登録後画面

タマゴモンスター by haruna1221 @haruna1221 | HappyFabric

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ぜひIllustratorを使ってオリジナルのパターンデザイン作りに挑戦してみてくださいね。


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