前半はHappyFabricにかけるチームメンバーの想いをご紹介しました。
後半では、サービスとしてよりよいビジネスにするために考えていることを語り合いました。
新しいテクノロジーを使ったビジネスを皆さんにもっと知ってもらい、楽しんでもらうために、考えていることが色々あります。
実はPR面も少しずつ改善しているんです。
HappyFabricの今、ユーザーさんたちを見て
熊谷:HappyFabricでは、プログラマーでありながらFacebookなどの広報にも詳しい藤本さんに加わってもらいました。少し前から広告を展開していますが、ユーザー層や反響を踏まえてどう感じてますか?
藤本:HappyFabricに加わって面白いと思ったのは、すでに布を使ってものをつくりたい層のコミュニティが沢山あることです。キャンペーンを一緒にやったつくし荘さんや、まだご一緒はしてませんが、ソーイングの相談ができるミシンカフェさんとか。こういう面白いコミュニティと一緒に何かできるように、どんどん提案していき、皆さんに使いやすい形にしていくといいと思います。営業も大事ですね。
今考えていることとしては、HappyFabricをユーザーの皆さんにすぐに楽しんでもらえるように、使い方をわかりやすくするとか、そういう準備をしたいと思います。そして広告を使ってシステマティックに届けていきたいですね。
堀江:今まではなんとなく熱量をこめて話せば面白いと言ってもらえると感じていたのが、広告を初めてからは、数値として明らかになってきたのがいいですね。
熊谷:初期からプログラマーとして関わってきた地藏さんはどう感じていますか?
地藏:HappyFabricのサービスで提供しているような、クリエイティブなものは日用品としては必要じゃないですよね。だからこそ、それをどうサービスとしてビジネスにするかは分からないので、工夫が必要だと思います。面白い、という感情が布の購入につながるようしていきたいなと思います。
熊谷:ご自身でもニットデザインを手がけている伊藤さんも、HappyFabricのユーザーに近いと思いますが、どう思われますか?
伊藤:私もminneを利用していますが、以前販売イベントのブースを周っていたらポーチやクラッチを売っているブースがありました。そこでクリエイターさんがこだわっているのは布のデザイン。ステキなデザインの布を使ったものは、高くても皆買っていました。だからこそ、特別な布としてHappyFabricの布をクリエイターに使ってもらえるよう、知ってもらいたいですね。
ビジネスとしての展開を考える
堀江:今のところは自分のデザインを購入している人が多いので、他の人のデザインを買いたい人にも届けていきたいですね。
伊藤:今のところユーザー層だと思われる「手芸を楽しんでいる人」は、実はインターネットのサービスとの距離感があるんでしょうね。もっとインターネットと親和性の高い人にも届けたいところですね。
堀江:今のところ、布を手にしたお客様はみんな、思っていたよりきれいな発色だと喜んでくれるので、もっと多くの人に使ってもらえるサービスにしたいですね。
皆のデザインを預かっているのですから、もっと布にして、ものとしてお届けしたいです。
地藏:いずれ縫えない人も、生地を購入して誰かに作ってもらったりできるようになるサービスになるといいですね。実際のプロダクトを手に入れられるようになるのも面白いかも。スマホでHappyFabricのサイトから選んで何を買っても安心と思ってもらえるとうれしいですね。
実は先日ビジネスとしての次の展開、「HappyFabric for BIZ」、つまり大口注文をお考えのビジネスカスタマー向けのお問い合わせ窓口を開設しました。
10m以上の大口注文や、商品開発をお考えの方はこちらからぜひお問い合わせください。
この他にも考えていることは色々ありますが、実現するには時間がかかります。
もっと楽しく、「あざやかに暮らそう」と思ってもらえるようなサービスにしていきますので、これからもよろしくお願いいたします!
2017年5月某日収録
HappyFabric(ハッピーファブリック)はオリジナルデザインの布が1mから購入・作成・販売できるサービスです。
・布の商用利用可
・布が売れた場合にそのデザインのクリエイターに10%還元
・オリジナルデザインの布でハンドメイドしてみませんか?
詳しくは「はじめての方へ」をご覧ください!
素敵な作品レポートもお待ちしています。
・詳しい投稿の仕方はこちら。