文化服装学院さんとコラボしたFabric Design Contestの結果が出揃いました。
HappyFabricは、しっかりとした品質のデジタルファブリックを届けたいという思いから自社工場にてプリントをしています。
自社工場のある愛知県一宮市は、毛織物を始めとした世界に誇る一大生地産地です。毎年行われている全国規模のテキスタイルコンテストがあり、そこに入賞した文化服装学院の学生さんが、表彰式にあわせて工場見学に来てくれました。
HappyFabricのコンテストでも賞を取っている学生さんもいて、積極的な姿勢に驚きました。
文化服装学院_FabricDesignContest特設ページ
応募作品をリアルタイムプリントしました
せっかくなので、その場でHappyFabricのコンテストに応募いただいたデザインをプリントしました。
少しずつ出てくる自分のデザインにテンションも上がります。
プリントの工程は、HappyFabricの布ができるまで!工場見学に行ってきたよ!でも紹介しています。
転写紙への印刷が終わり発色の工程に進むと、みんなスマホやデジカメで写真や動画を撮っていました。
みなさんの学校にもデジタルプリンターはあるのですが、量産設備になるとやはり違うようです。
安定した発色を実現するために、生地によって発色機を変えています。
転写紙に印刷している時は色が淡くきれいに発色していないので、この発色の工程で本来の色が出るということに、見学に来る方はみなさんとても驚きます。
テキスタイルコンテストを見に行ってきました
工場見学の翌日、ジャパンヤーンフェアで行われているテキスタイルコンテストに学生さんが出展した生地を見に行ってきました。
この生地はオーガンジーと厚手の生地の風合いを残しながら、レースの良さを表現しています。手触りもよく、どんな作り方をしているのか気になる作品です。
このテキスタイルは、もともとのデザインをグリッチといって破壊した様子を手書きで書いてプリントしたテキスタイルです。特色を12色も使ったリッチな仕上がりです。デジタルとシルクの特徴の違いを活かした素晴らしい作品でした。
いろいろな生地からインスピレーションを受けて作ったこの作品は、プリントでは到底表現できない厚みや毛の風合いが活かされていました。
学生さんの柔らかい発想とデジタルファブリック
今でこそデジタルプリントされた布が高品質になり、1mから作れる時代になりました。HappyFabricはデザインデータを自動で工場へ送ることで、お求めやすい価格で提供できる様に努めています。
自分のデザインが布として売れる&買える。さらにその布で何かを作り、また他の人に使ってもらえる。そんなことが少しずつ実現できればいいなと思っています。
今回のコンテスト企画では、学生さんの柔らかい発想とデザイン力で、さまざまなデザインが集まりました。もちろん今回コンテストに応募していただいた学生さんのデザインも購入することができます。
ぜひ文化服装学院特設サイトをチェックしてくださいね。