好きな生地を選んで購入できる色見本。RGBの数値から色の出方を見ることができます。
今までは色を見るだけでしたが、今回は線幅や文字サイズも加えました!
「線はどのくらい細くまで出るの?」「文字はきれいにプリントされるの?」このような質問をいただくことがあります。わかりやすくお答えしたいのですが… 実は一概にはお答えできないのです。
生地は、その種類によって表面の風合いが異なります。Wスエードのようななめらかな生地は、比較的細い線や小さい文字もきれいにプリントできます。逆に厚手トロマットなどは織り糸が太いため、表面に凹凸があり、小さな文字はつぶれやすくなります。
今回リニューアルしたRGBカラーチャートは、気になる生地を選んでいただくタイプなので、より具体的に「この生地なら文字は何ポイントまで」とわかるようになりました。
また、生地の違い以外に、もう一つ注意しておきたいことがあります。
例えば白地に黒い線をひく場合と、黒地に白い線をひく場合では、きれいに出る線幅が異なります。これはプリント時にインクが多少染みてしまうからで、例えば同じ1mの線幅でも背景に色がついている場合には実際よりも少し細く感じます。
↑同じ「0.1mm」の線でも、黒地に白い線はほとんど見えなくなってしまいます。
線だけでなく、文字や細かい模様の時も同じような状態になりますので、このことを頭に入れておくと仕上がりがイメージしやすくなりますよ。
RGBカラーの見え方については以前の投稿「RGB色見本が届いたよ!」もご覧下さい。
また、すべての生地の質感が見たいときはA5サイズで全種類の見本が見られるサンプル帳もありますのでそちらをお使いください。詳しくは「生地見本が届いたよ!」でご紹介しています。
もし「こんなサンプルが欲しい!」などのご意見がありましたら、お気軽にご連絡くださいね。