〜自分が作るのは映像やインスタレーションなど形に残らないものばかりで、
それをなにか形にできないかと思った〜
カラフルで繊細なデザインを作る松山周平さんは、なんとプログラマーさん。
「プログラミング」と「布デザイン」という、一見遠そうなテーマを見事に融合させ、
Happyfabricでプリントした生地を使った作品のプロジェクトを始めてくれました。
普段はモニタやスクリーンなどに映っては消えるデジタルパターン。
データの入力によって生成されたものや、ランダムに生成されたパターンなど様々です。
これを布にするという発想は、なかなか無いのでは。
松山さんはこのプロジェクトを“Generative Design Fabric”と名付けています。
普段の生活では触れる機会の少ないデジタルアートですが、ファブリックと融合させることで
デジタルアートを身近に感じる機会を提供したいとの想いがあります。
飾りやすいファブリックパネルにしたことも、男女問わず手に取りやすいですね。
実際ハンドメイドマーケットなどで販売しているそうですが、すでに在庫がほとんどないとか!
実は最初に上記のようなファブリックパネルの画像を見せてくれたのですが、
このデザインが「データ入力によって作られている」と言われてもピンと来ないのでは?と思い、
松山さんに制作過程の画像なども見せてもらえないか頼みました。
そして、送られてきたのがこの画像。余計わからないかも(笑!?
しかしいろいろなデザインの方法があるものですね。
ファブリックデザインの可能性がぐっと広がったように感じました!
エンジニアやプログラマーといったファブリックとは無縁そうに感じるクリエイターさん達にも
どんどんデザインして欲しいですね!
実際、テクノロジーやハックといった話題を多数扱う「Make:」でもジェネレーティブデザインファブリックが取り上げられています。
松山さんありがとうございました。今後の活躍も期待しています!