文化服装学院×HappyFabric デザインコンテストを開催します

文化服装学院のファッションテキスタイル科のみなさんが考える
「デジタルプリントならではの新しいテキスタイル」を募集するデザインコンテストを開催します。

説明会にいってきました

文化服装学院のファッションテキスタイル科の皆さんとデザインコンテストを開催することになり、説明会に行ってきました。

文化服装学院は1919年に開校した日本で最初の服飾教育の学校です。地上20階、地下1階建ての総合校舎はファッションのすべてを学ぶことができる本当に素晴らしい環境。

集まったのはファッションテキスタイル科3学年(約70名)のみなさん。
若い熱気を感じながら説明会を開催しました。

みなさんは授業でデジタル捺染プリンターなどを使っているのでデジタルプリンターには馴染みがあるのですが、UVプリンターやLatexプリンターなどの捺染以外のプリンターの話にすごく興味を持っていました。


ファッションテキスタイル科の先生方は、デジタルプリントだけでなく染色方法からデザインまで幅広く精通していて、いろいろな話を聞かせてくれました。

コンテストについて

今回は文化服装学院のファッションテキスタイル科の方限定で募集を行います。
その中から最優秀賞、優秀賞、HappyFabric賞を選定します。
また外部より特別審査員として3社にも参加していただき、特別賞が選ばれます。

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<特別審査員>
株式会社ミマキエンジニアリング デジタルプリンターメーカー
株式会社ルシアン  生地、刺繍糸、手芸用品メーカー
株式会社デザイニト プロダクトデザイン事務所

校内を見学

説明会の後に学校の中を案内してもらいました。
ファッションテキスタイル科には、最新型のデジタル捺染プリンター(顔料タイプから染料タイプまで)いろいろな種類が揃っていました。

デジタルだけでなく、もちろんシルク印刷も学生さん自ら行っています。

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学生さんが作業されているところにお邪魔。

染色実習室には、染料を調合して染めるためのコンロや蒸し器などが所狭しと並んでいます。
学生さんも真剣な眼差しで実習していました。

コスチューム資料室には、有名デザイナーの作品や、これまで学生がコンクールで受賞した作品、学祭ファッションショー作品などのコスチュームが多数保管されていました。
歴史ある学校は作品の量も圧巻です。

作品づくりに使われる生地などの素材も、全国の産地から一級品の提供を受けていたり、海外とコラボしていたりと、学ぶ環境がとても整えられていることが感じられました。

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世界のファッションの歴史がここに

図書館には世界中のファッション誌の最新刊が並んでおり、在校生だけでなく卒業生も使えるそうです。
日本のファッション誌は創刊号からずっと保管されていて、いつでも閲覧ができるだけでなく、ここにしかないような貴重な資料もアーカイブされていました。

ちょうど卒業生のコレクションも並んでいましたが、裏地や表地にデジタルプリントした生地がふんだんに使われた作品でした。

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ファッションの華やかな面だけでなく、生産管理実習室では量産になった場合の生産の管理方法を学ぶ設備も置かれていました。
世界のファッション業界へ羽ばたく人材は、こういうところから知識が広がっていくのだということを感じました。

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皆さんも気に入った作品に「いいね」お願いします

今回のコンテストはこちらからご覧いただけます。コンテストは2/16締め切り。
皆さんもぜひ気に入ったデザインに「いいね」をお願いします!

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